なぜ、今ビンテージモーターサイクルなのか?

昔に比べればまだ円は高い。しかしこの先はどうなる!?

私がはじめてハーレーダビットソンを購入した1989年は、
1ドルが日本円にして145円程度。

当時、アメリカで好んで食べたバーガーキングの”ダブルワッパーウィズチーズ”が、
日本円にして700円くらいで、
「結構高いなぁ...」と思ったことを覚えている。

確か10年くらい前だっただろうか。
1ドル88円代の時があったが、
「あぁ、今100万円手元にあったら...」
当時こんな思いをした方が少なくなかったのではなかろうか。

ちょうどその頃、
私の友人が1万ドルのディオグライドを手にしたのだが、
当時の日本円で88万円。
今日では想像できない価格だが、円がめっぽう強く、
中古のハーレーダビットソンの相場もそこそこ安い。
そんな頃もあった。

2007年現在、1ドルは120円くらいだろうか。
88円代の頃に比べれば円も随分と安くなったものだが、
1989年と比較するならまだ25円高い。

ここで、簡単な計算をひとつ。
円相場が1ドルあたり10円変動すると、1万ドルの買い物ではいくらの差が出るか。
そう、単純に10万円の差が出ることになる。

1989年当時2万ドルの車両は、日本円で290万円だが、
今日なら240万円。
当時と比べればまだ50万円安く購入できる。

ちなみに1ドル360円の頃にハーレーダビットソンに憧れていた方の中には、
「そんなもんで買えるの?」
と、今日の車両の価格について目を輝かせる方もいる。

ただ、1889年当時から比べると本国の車両価格が高騰したことも事実。
私が1989年に購入した車両は72年のFX。
ワシントン州オークハーバーのハーレーショップで5500ドル(TAXを合わせると6000ドル)で手に入れた。
当時の相場で換算すると日本円で87万円。
シッピング費用などを合わせても100万円以下だった記憶している。

      写真
1989年。オークハーバーのハーレーショップ「アイランドハーレー」とピックアップしたばかりのFX

ちょうど面白い写真がある。
当時、ショップの中古販売車両につけられていたメッセージを撮ったものだが、
「数年後にはシャベルヘッドの価格が2倍になる!」
といった感じのことが書かれている。

 

写真
ごめんなさい!写真では文字がよく分かりませんね...

実際はどうか...
倍額までにはなっていないとしても、車両価格は上昇したはずだ。

そして、この”2倍”という数字は、
数年後の日本のハーレーダビットソン中古車両の価格に現れる...

1989年頃の日本では、
機外そこそこのシャベルヘッドは皆80万程度で購入できたが、
3年後くらいだっただろうか。
いままで80万円で買えていたグレードのものが、倍額に近い150万円代で売られるようになる。

2007年現在。
その当時から10数年が過ぎているが、日本の販売価格の相場はそれほど変わっていないように思える。

それではこの先はどうか。
当時と比べて相当数の車両が日本にあることからすれば、
もう少し買いやすい値段になるかもしれない。
また、その人気からすればもっと高くなるという考え方もある。

いづれにせよ、
今日の日本の政治情勢からすれば、円に投資する外国人は減少傾向にあると思われる。
この先、円安傾向が加速する可能性は十分にあるだろう。

(2010年加筆)
2007年に、私の予想した円相場は大きくハズレ、2010年7月現在、
いまだ円高状態が続いている...

この状況で中古車両の価格はどうなったか...

ネットや雑誌等のメディアでオリジナル車両に関する情報が満たされつつある今日。
外装を社外品でまとめた車両や、
派手な改造が施された輸入車(業販)といった車両は、2007年当時より値が下がった感がある。

それでは、オリジナルの状態を保った車両はどうか。
これに関しては、玉不足からだろうか。
2007年当時よりも、高値で取引されていると感じている...


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