購入も修理も、ビンテージモーターサイクルを愛し、モラルを大切にするところで

売る側もヒトを見る!?

私がお勧めするような売り手は皆、
仕事であれ、趣味であれ、個人でモーターサイクルと関わっている人たちが多い。
それゆえ、買い手側にも求められるものがある。

こんな風にいわれると、何か敷居の高さを感じるかもしれないが、
なにも特別なことを求められているわけではない。

「えッ!それって初心者はダメとか?」

いやいや。
中には初心者を敬遠する売り手もいるかもしれないが、
誰しも最初は初心者だから、そこを求められたら何も始まらない。

ここでいう求められるものとは、経験とかいう次元の話ではなく、
初めて交わすコミュニケーションの中にある。

もちろん、ただの興味本位(ひやかし?)によるアプローチは論外。
乗りたい意志が伝わらなければ、まともに相手をする売り手はいない。

例えば、あなたが自分のスペースで仕事をしているところを想像してみてほしい。
そこに初めて見かける人が入ってくるなり、

「あのさぁー...」などと切り出されたら、どうだろうか。
ほとんどの方は、「ムッ!」っとくるに違いない。
「こんにちは!」くらいは子供でもいう。

また、初対面なのに、みょうに威圧的に話されたらどうか。
そんな人が相手だと、オープンなスタンスで会話を続ける気にはなれないだろう。

「客商売なんだから、そんなことでいちいち腹を立てていたらやってられないよ...」
そういわれる方もいるだろう。

しかし、店舗を構えているからといって、
”俺は客だぞ!”みたいな顔をしていると、他へいってくれということになりかねない。
ビンテージモーターサイクルを愛しているからこそ、
モラルを大切にしない人は相手にしない。

それに、ヒトには向き、不向きというものがどうしたってある...

はじめてビンテージモデルを購入する方が相手なら、
”この先後悔するようなことがないか...”
会話の中ではそんなことも確認するはずだし、
売る側にしたって大好きなモーターサイクルの行く末は気になるものだ。

電話やメールのやりとりについても同じ。
こちらは相手の顔が見えない分、もっと始末が悪いかもしれない。
何も慎重に言葉を選べといっているわけではなく、
大人であれば普通におこなっている、ごく普通のモラルを持って人に接する。
ただそれだけのこと。

「なぁんだ、そんな事か!」
そんな風に思われただろうか。
しかし、世の中にはこういう事ができない人が意外に多いと聞く。

ビンテージモーターサイクルであれば、どうしたって売りっ放しというわけにはいかない。
購入後、しばらくしてからトラブルシュートに時間を要するような不具合が出ることもありえるし、
時には修理自体がトライ&エラーを繰り返すこともある。
また、先々には予算と相談しながら、少しづつ修理を進めていくようなこともあるだろう。


いづれにせよ、幾度となく店に通ったり、
電話やメールでやりとりすることになるはずだ。
何もこの業種に限った話ではなく、
いつも気持ち良く仕事をしたいと思っているのは誰しも同じ。

こういった意味で、
”売る側もヒトを見る”という話だが、
ごく普通にご理解いただけるだろうか。

そして、このあたりのスタンスは修理屋さんにしても同じ。
ゴリ押ししてでも、修理を引き受けたい直し手はいないはずだ。

ちなみに、ほとんどのビンテージモデルは、
オイルやバッテリー以外にも消耗部品があることをご存知だろうか。

例えば、点火プラグに不良が出でれば、それだけでもまともに走らないし、
コンデンサーがパンクすればエンジンはかからない。

しかし、この手の電気部品に起因するトラブルを売る側が事前に察知することは難しい。
コンデンサーやプラグなどは比較的どこでも入手できるものだし、
高価な部品でもない。
仮にこの手のトラブルに見舞われたとしても、
クレームのように大騒ぎされては、売る側も困ってしまうだろう。

事実、今日供給されているプラグやコンデンサーなどには、
製品寿命が短いものがある。
プラグにしてもコンデンサーにしても小さく軽い部品だし、
少しの工具と少しの知識があれば誰でも交換できる。

初心者であっても、ある程度の知識は事前に勉強する。
このくらいの気持ちはあった方が良いのではないか。

脅すわけではないが、
この程度のことは自分でやらないと、出先から帰ってこれなくなる可能性もある。
近場なら引き取りにきてくれるショップもあるだろうが、
遠距離だったらそうもいかない。

もちろんお金に余裕がある方なら、レッカーサービスを利用するという手もあるが...

※ちょうど初心者にも分かりやすい解説書があるから、興味のある方はこちらを見て頂きたい。

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